ミャンマー最新情報
2022.04.19
みなさん、こんにちは。
事務局の相原です。
さて、本日は提携しているミャンマー送り出し機関より最新情報をお伝えします。
◆コロナウイルスについて
・4 月 5 日から 4 月6 日までに1 万4,246人の検体を検査したところ、53 人に陽性反応が確認された。前月と比べれば新規感染者数が激減している。
・ワクチン接種状況については、4 月 5 日時点で 40.5%(2 回接種済み)となっており, 先月 (38.7%)から若干の上昇となった。
◆生活の様子について
・現在ヤンゴン市内でデモ等による軍との激しい衝突は発生していないが以前と変わらず、ヤンゴンから外の一部地域では、国軍と民間軍との武力衝突が発生。特にカイン州での戦闘が激化しており、住民 2,000 人以上がタイ国境付近へ避難をしている。報道によれば、避難している住民の数は、10万人以上いるとのこと。
・先月より行われている計画停電について現在も続いている状況である。停電時間は、一日 10 時間で地域ごとに停電時間が異なり、 この停電は 5 月末まで続くとの情報が流れている。
・ミャンマーでは、毎年 4 月に水掛け祭り(ティンジャン)という新年を迎えるお祭りがあり、この期間は5 日ほどの連休となる。今年は、4 月 11 日~15 日までが祝日となり、9 日~17 日までの大型連休になる。例年であれば、ステージが建設され、屋台なども並び大変賑やかなイベントとなるが、2020年にはコロナウイルスの影響で、2021年にはクーデターの影響で中止となった。今年もSNS などを通して自粛の呼びかけや軍政府関係のイベント会場には近寄らない様に・・・・と、危険を匂わすコメントが多数あり、静かなお祭りとなりそうだ。
◆送り出し業務について
・出国予定の生徒について 3 月初め時点では航空券の取得が難しかったが、4 月 17 日から国際旅客便の運航が再開されることになったため、飛行機の便数が増えて改善される見込み。
・スマートカードの取得時間について 予想通り発行事務局に多くの申請が上がっており、発行まで 1 か月以上かかる見込み。
◆学校について
【一般職種】 今年に入り、停電やネットワーク障害等通信事情によるもの、携帯電話代金の高騰など、オンラインでの授業実施がとても厳しい状況にあったが、ティンジャン明けの4月 19 日より、対面授業の再開が決定。
【介護職種】 先月から外国人技能実習生の受け入れが再開。それに伴い、K.T.C の介護実習生も順次出国が始まっている。そのため 5 月中に新たに生徒を受け入れをすることになり、しっかりとした介護実習生を輩出するよう、日本語教育に力を入れていく。すでに施設様より内定いただいている生徒においては、出国するまでに日本語能力試験が開催されれば受験させるほか、会話や弱点箇所をトレーニングしていく。
入国が再開され、グローバルキャリア職業訓練法人でも続々と内定者の入国日が決まっています。
コロナウイルス感染症の陽性者はまた増えてきて第7波の兆候があると言われていますが、
また入国STOPとならずに無事に入国してくれることを祈るばかりです。