みなさん、こんにちは。

事務局の相原です。

連日続いていた雨も止み、ようやく晴れ間が戻ってきました。

待ちに待った梅雨明けも、もうすぐです。

さて、本日はミャンマーの最新状況について

提携している現地日本語学校の日本人の方からお話を伺いました。

◆学生の状況

オンライン授業を再開しています。ほとんどの学生たちはオンライン授業に参加出来ていますが、未だにネットの状況が悪い環境の学生は参加出来ていません。

◆街の状況

・現在ヤンゴン市内では激しい衝突は発生しておりませんが、市内では連日爆破事件が発生しています。

・先週マンダレー市内で反軍組織と軍とで大きな衝突がありました。これにより、反軍側も軍側にも死傷者が発生しています。ヤンゴン市内ではこのような衝突はまだ発生していませんが、いつ起こってもおかしくない状況のようです。

・7 月8 日にコロナのロックダウンがヤンゴン市内で再び始まったため、店内飲食が禁止され、不要不急の外出も禁止されました。

◆送り出し業務

・ミャンマー労働局の手続きはクーデター以前と比較すると、スマートカード発行の手続以外は全て再開されていました。しかし、コロナ感染者数拡大でヤンゴン市内のロックダウンが7 月8 日から再び始まり、公的機関の推薦状の発行が停止されました。いつ再開されるかは目途は立っていません。

・ミャンマー労働局としては、日本への送り出しには前向きですでの、日本が外国人の入国を再開すればミャンマーからもスムーズに送出しが出来る状況になると思っています。

・送り出し機関連盟を通して、介護実習生のためのN4 試験の実施を労働局に嘆願した結果、7 月11 日にJ-Test が実施されることになりました。また8 月にNat-Test も実施される予定です。

◆コロナウイルスの感染者数

・6 月に入ってから感染者数が大幅に増加しました。検査数が増えているのも一つの要因ですが、インドから入ったとの思われるデルタ株が大きく影響しています。

・6 月初めの感染者数は100 名弱でしたが、7 日午後8時発表の新規感染者数は3,947 名、死者数は57名でいずれも過去最多となりました。

不安定な情勢とコロナの感染拡大は続いていますね。

技能実習生たちの心のケアに尽力していきたいと思います。

一日も早いコロナの終息とミャンマー情勢の安定を祈って。

次回はインドネシアの状況をお伝えします。