【ミャンマー最新情報】
2021.06.08
みなさん、こんにちは。
事務局の相原です。
新型コロナウイルス感染症がいまだに勢い止まらず、全世界が未曽有の状況下にある中、
監理団体許可を取得してから2年半が経ち、技能実習生81名が日本に来てくれました。
その半分はミャンマーからです。
新型コロナウイルスに加え、ミャンマー国内での軍事クーデターと大変な状況にあるミャンマー。
気になるミャンマーの状況について、提携している現地日本語学校 Dream Job Academy の方から伺いました。
◆学生の状況
週3日間でオンライン授業を再開しています。経済が不況の為に仕事をしている生徒が5,6名いるのでその生徒達には自由に勉強できるよう設定をしてます。
◆街の状況
・現在ヤンゴンではお店も通常通り営業していて、食事や買い物のために外出する人が多いです。 しかし、いくつかの地方(特に少数民族の地域)には内戦が起こってます。
・インターネット接続に関してはWifiやモバイルネット通信も復活しましたが、一部のアプリやウェイブサイトはVPNを通さないと見れません。
・Covid 19の陽性の人が増えてきました。
軍事評議会が運営してるニュースでは検査人数の11%の人が陽性になっていると発表されてます。
軍事評議会からの情報のため、ミャンマー国民は信頼できず、マスクをつける人もとても少ないですが、
実際に知り合いで亡くなっている方もいて、感染拡大は肌で感じています。
◆送り出し業務
・ミャンマー送り出し協会から労働省にNat Test再開を交渉しているようです。
送り出し協会から各送り出し機関にNat Testを受けたい生徒リストを集めてます。
・特定技能試験再開のスケジュールにミャンマーでの実地スケジュールも記載されてます。
日本にいる技能実習生の中には家族と連絡が取れない子もいます。
私たちは24時間の相談体制と、少なくとも月に1度は個人面談を行い、彼女たちの心のケアを徹底しています。
一日も早いコロナの終息とミャンマー情勢の安定を祈って。
次回はインドネシアの状況をお伝えします。