みなさん、こんにちは。

事務局の相原です。

さて、本日は提携しているミャンマー送り出し機関より最新情報をお伝えします。

◆コロナウイルスについて
・暫定政府・保健省が 11 月 7 日に発表した情報によると、11 月 6 日午後 8 時から 11 月 7 日午後 8 時まで に 2万 3,065 人の検体を検査したところ、818人に陽性反応が確認された（陽性率は 3.6％）。新たな死者数は 17 人で、死者数の累計は 1 万 8,821 人、11 月 7 日現在のミャンマーにおける累計感染 者数は 50 万 6,816 人。

・一部地域などでコロナウイルスによる集団感染が発生しているが、ミャンマー国内全体でみると先月同様 に感染者の数は落ち着きを見せている。

・10 月 31 日を期限としていた新型コロナウイルス対策における集会禁止措置及び夜間外出禁止令については これまでに緩和された措置を除き、11 月 30 日まで延長。

◆生活の様子について

・現在ヤンゴン市内でデモ等による軍との激しい衝突は発生していない。 また、ヤンゴンやマンダレーを含む一部地域では自宅待機措置が 10 月 28 日より解除。これにより、 現在のヤンゴン市内の様子はコロナ前の賑やかさではないが、車や人通りも多くなり、外食を楽しむ 人の姿を多く見るようになった。ただし、稀にではあるが、ヤンゴン市内で小規模な爆破事件が発生しているので注意が必要。

◆送り出し業務について

・入国

日本政府は、今月 5 日に新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の緩和を発表。 これにより、11月 8日から技能実習生及び特定技能、高度人材（エンジニア）等の外国人人材の入国が可能。

・VISA

コロナウイルスの影響により、長らく手続きが停止していた関係で、申請に業所管省庁の審査済証の取得が必要。この業所管省庁の審査済証については各監理団体様（就労 VISA の場合は各受入企業 様）が必要資料を業所管省庁に提出し、取得していただくことになる。

・スマートカード

先月同様、スマートカード取得に係る概ねの手続きは現在も進行している。しかし、ミャンマー政府の 動きがやや遅れているようで、当初公表していた「日本が外国人の入国制限を解除すれば、交付を再開す る」としていたスマートカードの交付は、未だ停止。今週にも送出し機関向けの会議 があるので、そこで何かしらの発表があると思われる。

・入国後の隔離期間とワクチンの接種率

今回の新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の緩和に伴い、ワクチン証明書による入国後の隔離期間 が短縮。しかし、ミャンマーは対象外の国であるため 14 日間の自宅待機が必要。 ミャンマー国内で主流のワクチンは、中国製のシノファームで、10 月末時点での接種率は、13％（2 回接種 済み）。

◆学校について

これまで通りオンラインで授業を実施。

今日はひんやりした朝ですが日中は晴れて気持ちの良い日となりそうですね。

日本国内の感染者数が大幅に減り、入国再開への期待が膨らみます。